タイの基礎知識⑪ タイの気候 もちろん暑いです
タイの四季ならぬ三期
タイは熱帯モンスーン気候に属します。一年中高温多雨の熱帯雨林気候に対し弱い乾季があるのが熱帯モンスーン気候です。
季節はいちおう3つあり
暑期:3月~5月
雨期:6月~10月
乾期:11月~2月
とは言っても、日本の春夏秋冬とは違い
暑期:すごく暑い
雨期:すごく暑いし雨が多い
乾期:暑いなりに過ごしやすい
という感じです。
ただ、タイは南北に長い(約1860km)ので地域によって差があります。
より赤道に近い南部が暑いように思われがちですが、プーケットやサムイ島は海洋性で年間の気温差は少なく1年中ビーチリゾートを楽しむことができます。北部・東北部は内陸性で山岳地帯が多いので年間・昼夜の気温差が結構あります。
バンコクは中部に位置しますが人口密集、排気ガス、コンクリートジャングルによる都市性気候のため気温上昇が最も激しく日中35度以上はざらで、しかもスコール後に冠水しやすい道路事情です。
水掛け祭り(ソンクラーン)が行われる4月は一番暑い時期
服装は一年中半袖で基本的にOK
明け方に冷え込む北部・東北部以外なら長袖上着がなくても大丈夫です。
ただし、気温の問題ではなくマナーとして、王宮や寺院を観光する場合は露出を控えた上に破れたジーンズといった格好も避けた方が無難です。
また、レストランやショッピングモールではエアコンでキンキンに冷やされていることが多いです。タイでは冷やせば冷やすほどおもてなしと考えられるためです。長居すると上着が恋しくなりますので一枚持って出掛けましょう。