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タイ移住ビザ=タイランドエリートビザ
タイの国家長期滞在プログラム【タイランドエリート】のメンバーに発給されるタイランドエリートビザは、通常タイ王国大使館や領事館で発給されるビザとは全く別物の、タイ移住やタイ長期滞在に適したビザです。観光ビザ | タイランドエリートビザ | |
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期限 | 60日または90日 | 5年(最長20年) |
種類 | シングル | マルチプル |
滞在できる期間 | 60日または90日 | 5年(最長20年) |
大使館では申請のできないビザです
タイランドエリートは、2003年にスタートした外国人をタイの友人として特別の待遇でお迎えする国家プログラムです。元々は海外の富裕層のバケーションのロングステイや、ビジネスでの頻繁な入出国をする方々をターゲットとしてスタートしたプログラムで、運営はタイ国政府観光庁直営の国営企業が行なっております。
2017年にメンバーシップの大幅な見直しを行い、多目的な用途に応じた7種類のメンバーシップを発表してからは入会者を劇的に増やし、2020年には11,000名を超えるメンバーがタイランドエリートの特典を楽しんでいらっしゃいます。
デジタルノマド・個人投資家の移住に
海外旅行者が年々増加し、年間4千万人に届きそうなタイですが、同時に増え続ける外国人の不法就労問題にも頭を悩ませてきました。
そこで、2014年にビザラン規制法を制定し、タイ訪問のリピーターや長期滞在者の入国に対して厳しい調査と指導を開始しました。
同時にビジネスビザなど正規に就労する外国人以外の、観光ビザや、留学ビザなどの申請も厳しく審査されるようになりました。
タイ移住熱の高まるデジタルノマドや個人投資家の場合、ビザ無し入国の回数が増え、正規ビザ取得の指導を受ける人も増えてきました。
その場合、観光ビザの申請となるわけですが、観光ビザの期限は60日か90日です。
タイ国内で30日の延長ができますが、移住や長期滞在のためには繰り返し申請が必要です。
最近では、観光ビザでのタイ国滞在が年間180日を超えると、観光ビザの申請自体が却下されるケースも増えてきました。
つまり、観光ビザでの移住・長期滞在はほとんどできなくなりつつあります。
リタイアメントビザからの変更に
50歳以上の退職者対象に設けられたリタイアメントビザというカテゴリーがあります。
このビザは1年間のタイ滞在が認められますが、一回の入国に際しての滞在許可は90日です。
また申請要件が厳しく、申請手続きも煩雑であることから、最近ではタイランドエリートビザへの切り替えを図る方も増えてきました。
タイランドエリートビザ
タイランドエリートビザはタイの法律で、タイランドエリートメンバーのためだけに認められた、既存のビザとは大きく異なる、特別な長期マルチプルビザです。
このビザは、下記の特徴を持つ、まさにタイ移住・タイ長期滞在のためのビザと言えます。
5年、10年、20年の滞在が可能になります
5年マルチプルビザですので、5年間の滞在が可能です。
メンバーシップの期間、5年には1回、10年には2回、20年には4回5年マルチプルビザが発給されます。つまり、最長20年のタイ移住が可能になります。
毎回入国ごとに1年間の滞在
タイランドエリートビザ所持者の入国に際しては、毎回1年間の滞在許可が受けられます。
1年後に何らかの理由で出国できない場合は、手続きをとれば延長も可能です。
何度でも入出国が可能です
マルチプルエントリービザですので、5年間の間に何度でも入出国が可能です。
リエントリーパーミットは不要です。
ビザの申請と受け取りも簡単
タイランドエリートメンバーは入会時に入国管理局の審査を経ているので、タイランドエリートビザの申請には、申請書や申請料は不要です。
受け取りの5営業日前にカスタマーコンタクトセンターに「ビザ受け取り希望」とメールでご連絡ください。
入国時にスワンナプーム空港で受け取りが可能となります。
タイ入国時には特別待遇
メンバーのタイ入国時には特別待遇もございます。