世界各国にロングステイする 「ブラジル」編
引き続き各国にロングステイする方法について記載します。
今回はブラジルです。
ブラジルのポテンシャルって半端ない!?
ブラジルというとリオのカーニバルに世界最強のサッカー、アマゾン川にブラジル高原のコーヒー等々有名なものがたくさんあります。
それは何と言っても広大な国土の故になせる業です。
国土の広さは中国に次いで世界第5位で、日本の22倍を超す面積に2憶1000万人近い人口がいて現在も増加中です。
国土が広いということは様々なポテンシャルがあるということです。
かつてのブラジルは不安定なイメージが付きまといました。
国内、隣国等の関係に様々な問題を抱え、先進国から様々な援助、投資を受けるも、返済できなくなりデフォルトを宣言、1000%、2000%というハイパーインフレが起こり国家破綻寸前ということが20世紀後半に起こりました。
しかし、2000年代に入りBRICsと称される程の経済発展を成し遂げ、2007年にはIMFへの債務を完済して、逆に債権国になっています。
すごい爆発力です。政府の累積債務返済の目途が全く立たない日本としては羨ましい限りです。
もちろん不便もありますが…
ただし、社会が未成熟なところは多々あります。
まずは治安ですが、
一定人口あたりの殺人、暴行、強盗件数は日本の数十倍、百倍です。
移動は必ずタクシーを使って、赤信号でも止まると危険、降車は安全な場所でといった対策をしないとマジでヤバイです。
また、衛生事情もいまいちで水道水は飲用不可、熱帯ということもあり感染症が流行しやすく、下水管が細くて詰まりやすいためトイレットペーパーをトイレに流すこともできません。
不便なところ、至らないところは多々ありますが、
それを乗り越えてこそ、ブラジルの爆発的ポテンシャルにあやかれるということです。
ブラジルにロングステイ
日本のパスポートはビザなしで入国できる国が世界一と最強ですが、意外にもブラジルには観光目的の短期間の滞在でもビザが必要です。
しかし、観光ビザを取得すれば90日まで滞在でき、現地で延長することもできます。これでもそれなりに滞在できそうです。
さらに、永住のハードルも他国に較べてそんなに高くはありません。
年金受給者証と毎月6000レアル(20万円弱)の年金をブラジルに送金できることが条件です。
さらに扶養家族も一緒に住むことができます(2人まで、3人以上は追加料金)
500,000レアル(1500万円強)をブラジルに投資できることが条件です。
申請には無犯罪証明書にそれぞれポルトガル語の訳文等を付ける必要があり、ブラジルの当局はルールが頻繁に変わり、手続きもサービスが行き届かないところがありますが、どちらも永住権にしては高い要件ではありません。
腕に覚えのある方はブラジル移住ででっかい夢を叶えてください。