タイと長期滞在
かつてタイに長期滞在するにはビザランと呼ばれる方法で、近隣諸国への出入国を繰り返す方法が一般的に利用されていた時代がありました。
日本人が観光でタイを訪問する場合、ビザなしで30日間の滞在が認められているので、それが可能でした。
しかし、2014年にタイでビザラン規制法が制定されて事態は一変しました。
タイへの入国審査でパスポートの記録から、タイへの入出国が多い人、通算滞在日数が多い人、近隣諸国への入出国履歴が確認できる人などに、入国審査官が「次の入国の際には正規のビザを取得してください」と指導することが増えてきたからです。
50歳以上のロングステイ
タイでは、50歳以上の日本人向けにリタイアメントビザ、という1年間滞在できるビザカテゴリーがあります。
このビザは日本人退職者向けに制定されたもので、一定の条件を満たす日本人が申請できるもので、一定の基準と要件を満たせば、1年間のビザを取得することができます。
50歳未満のロングステイ
タイの法律では50歳未満の外国人に発行されるビザは30日か60日になっており、シングルビザとなります。
長期滞在を目指す50歳未満の方はビザの取得を繰り返し、入出国も繰り返す必要が出てまいります。
そんな中、50歳未満の方でも長期滞在や移住の可能になるビザもあります。
それがタイランドエリートビザです。
最長20年の滞在が可能になるタイランドエリート
タイの国家プログラムタイランドエリートは外国人により快適に長期の滞在をしていただくための世界でも稀なプログラムです。
タイランドエリートのメンバーには、タイランドエリートのメンバーだけのために法律で定められた特別なビザが発給されます。
このビザが通常のビザと大きく異なる点は、長期滞在や半移住にとても便利なことです。
- 5年間のマルチプルエントリービザです
リエントリーパーミットの必要なく、何度でもタイに入出国が可能です。
10年メンバーは1回、20年メンバーは3回の更新が可能です。
- 一回の入国につき1年滞在が可能です
そのまま滞在延長することも可能です。
また、全ての外国人に義務付けられている90日レポートもメンバーサポートが代行します。