1. 年々厳しくなるタイのビザ
2. 年間180日ルール
3. タイランドエリートビザで長期移住
4. タイランドエリートビザの申請方法
5. タイランドエリートビザの受け取り方法
6. タイランドエリートのうれしい特典
年々厳しくなるタイのビザ
日本人はタイに観光目的で入国する場合はビザなしでの30日までの滞在が認められています。かつては、入国回数も制限がなく、ビザなしでタイに長期滞在する人も少なからずいました。
しかし、こうしてタイに長期滞在し、不法に就労したりする外国人が増え社会問題となりました。
2014年にタイでビザラン規制法が制定されてから、ビザラン、およびビザなしでの長期滞在社にはビザ取得の指導、または入国拒否をする場合が増えてきました。
年間180日ルール
観光ビザを取得すると、60日の滞在許可が出ます。タイ国内のイミグレで手続きをとれば30日の延長ができますので、90日間の滞在ができます。
一旦帰国後に再度観光ビザを取得してタイに90日滞在をするとタイでの滞在が180日になります。
タイでは、観光目的での滞在は年間180日以内というルールがあり、続けて3度目の観光ビザを申請しても却下される場合がほとんどです。
つまり、タイの会社に就職し、ワークパーミットを取得する以外は年単位の居住は現実的にはできない、と言ってもいいでしょう。
タイランドエリートビザで長期滞在
長期居住、移住が年々難しくなるタイですが、5年単位で最長20年間の移住が可能になる方法があります。
その方法とは、タイの国家長期滞在プログラム「タイランドエリート」の会員になることです。
「タイランドエリート」はタイ国政府観光庁直営の国営企業が運営する、タイに特別な長期滞在と頻繁な入出国を可能にするメンバーシップです。
「タイランドエリート」は有料のメンバーシップで、メンバーには、5年、10年、20年のメンバーがあり、メンバーは5年間のマルチプルエントリービザを受給できます。
タイランドエリートビザ
「タイランドエリートビザ」はタイの法律でタイランドエリートメンバーのために特別に認められたビザで、通常タイ国大使館で申請するビザとは大きく異なる特徴があります。
タイランドエリートビザ | 観光ビザ | |
期限 | 5年 | 60日 |
入国ごとの滞在期限 | 1年間 (延長可能) | 最大60日 (一回のみ延長可能) |
期限内の出入国 | 回数無制限 | 一回のみ |
申請手続き | メンバーは電話かメールで | 大使館にて申請 書類多し |
タイランドエリートビザの申請方法
タイランドエリートメンバーがエリートビザを申請する場合の申請方法は極めて簡単です。
メンバーコンタクトセンターに電話かメールで「ビザ希望」と伝えるだけ。
5営業日後にはビザが受け取れます。
タイランドエリートビザの受け取り方法
タイランドエリートメンバーのエリートビザの受け取りには3つの方法があります。
- 入国時にスワンナプーム空港で受け取り
- タイ国内のイミグレーションで受け取り
- 日本のタイ国大使館で受け取り
1の空港での受け取りが最も簡単でほとんどのメンバーがこの方法で受け取られます。
タイランドエリートのうれしい特典
タイランドエリートメンバーには、タイへの入国、タイでの生活をより快適なものにする各種の特典があります。
入出国時の特別待遇
特筆すべきなのが、タイ入出国時の特別待遇です。
メンバーはあらかじめ、メンバーコンタクトセンターに入出国の予定と便名を連絡しますと、メンバーの搭乗した飛行機が空港に着くと、
1 エリートパーソナルアシスタントがメンバーをお出迎えします。
2 広い空港内を専用のエレクトロカートで移動します
3 メンバー専用の入国審査ブース
4 入国ラウンジ
メンバー専用入庫審査ブースで一早い入国をした後、メンバー専用の入国ラウンジで一休みすることも可能です。
5 無料送迎リムジン
メンバーにはご宿泊のホテルや、コンドミニアムまでの無料リムジンもございます。(メンバーカテゴリーによります)