タイ移住
タイ移住に魅力を感じる人は昔から多かったようです。
少し前までタイはバックパッカーの聖地でもありました。その時代のバックパッカーたちの移住方法はビザランが多かったようです。
*ビザランとは
ビザランとは、ビザなし、あるいは短期のビザでタイに入国し、期限が迫ると近隣の国に出国し再入国することを延々と繰り返しタイに長期滞在することです。
ビザラン規制法
タイでは、ビザランで長期滞在する外国人が増え、不法就労など好ましからざる行為が社会問題となり、2014年に国会でビザラン規制法が制定されました。
この法律の制定によりビザなし入国が認められてきた日本人のタイ入国においても、タイの入国審査では様々な問題が生じてきました。
1 ビザなし観光の回数が多いとの指摘
これまでビザなしで何度もタイに入出国を繰り返してきたタイ好きの観光客も入国審査官から回数が多いと指摘を受けることが増えてきました。
2 ビザなしでの滞在日数が多いとの指摘
ビザなしの30日を30日延長してできる限り長くステイしてきたタイ好きの方達も指導を受けることが増えてきました。
3 正規のビザ取得の指導
上記のようなケースでは、入国審査官から「今回は入国を認めますが、次回の入国には正規のビザを取得してください」と指導を受けるケースが増えてきました。
4 O-Iの書き込み
上記の場合、パスポートの入国スタンプの横には”O-I”と書き込まれます。
”O-I”はOut-Inの略で、まさに要注意者の意味に他なりません。
5 入国拒否
上記の指示を無視して、再度ビザなしで入国しようとしたり、学生ビザを取得していながら、学校に通っていないなどの事実が判明した場合などは、最悪入国拒否の判定を受けることもあります。
タイ移住に利用できるビザ
タイのビザ
タイ移住に利用できるビザにはどんなものがあるでしょう。
ビザの種類 | 目的 | 滞在期間 |
---|---|---|
観光ビザ(TR) | 観光 | 3ヶ月 入国ごとの滞在可能期間: 60日 |
就労ビザ(B) | ビジネス(会議含む)、教師、スポーツ指導、技術関連のパフォーマンスまたは興行、インターンシップ(教育機関のプログラム以外(有償))等を目的とする場合 | 3ヶ月 入国ごとの滞在期間:90日 |
教育ビザ(ED) | 留学、スタディツアーや視察、プロジェクトやセミナーへの参加、会議や研修会への参加、インターンシップ(教育機関のプログラム(有償/無償)/教育機関のプログラム以外(無償))、 僧侶修行など | 3ヶ月 入国ごとの滞在期間:90日 |
退職者ビザ(O-A) |
⇒満50歳以上で、長期的にタイへの滞在を希望する場合 ⇒タイ王国の入国禁止者リストに入っていないこと ⇒日本国籍者 もしくは 日本の永住権所有者であること ⇒日本国または国籍を有する国・居住国においてタイの治安を脅かすような犯罪歴がないこと ⇒仏暦2535年の省令に定められる禁止疾患:ハンセン病・結核・麻薬中毒・象皮病・第三期梅毒に 罹患していないこと ⇒タイ王国内において一切の就労活動を行わないこと ⇒タイでの滞在先を決定の上、航空券を予約済みであること |
1年マルチプル 入国ごとの滞在日数:90日 |
上記のように、タイの大使館で申請して発給されるビザはどれも短期のものになっています。
まして、観光ビザの場合は、年間継続しての滞在が180日までとされているようで、180日を超えるとビザ申請は却下されるようです。
満50歳以上のリタイアメントビザ
唯一、1年間の滞在が許可されるビザがあります。50歳以上の退職者で表に記載ある条件をクリアする人に発給されます。
このビザは1年間の期間ですが、毎回入国ごとの滞在許可は90日となっています。つまり、1年すみためには最低3回の入出国を繰り返さなければなりません。
最長20年のタイ移住ができるビザ
タイに長期滞在、移住するために最適なビザがあります。
タイの国家プログラムであるタイランドエリートメンバーに発給されるタイランドエリートビザです。
タイ大使館では入手できないビザ
タイランドエリートビザは、タイランドエリートメンバーだけが入手できるビザです。タイ王国大使館や領事館では発給を受け付けておりません。タイランドエリートのメンバーシップには5年、10年、20年のものがあり、メンバー期間に応じてビザは更新されますので、最長20年のタイ居住が可能になります。
最長20年のタイ滞在
毎回入国ごとに1年の滞在(滞在延長も可)
何度でも入出国可能
その他の特典
○入出国のサインには国際空港内特別待遇でスムースに
○90日レポートもメンバーサポートが代行
○ビザ申請受け取りも簡単で無料
メンバーのビザ申請はメールで行えます。