タイの基礎知識⑯ タイでも肩身の狭い愛煙家
日本より厳しい?タイのタバコ事情
日本ではタバコ税は上がり、喫煙できる場所はどんどん減って愛煙家にはいたたまれない状況ですが、実はタイでも同様のことが起こっています。むしろ日本より厳しいです。
タイの法律上、公共の場所、オフィス、エアコン付きの飲食店(バー&パブ含む)、タクシー等は禁煙で違反者には罰金が科せられます。
路上は喫煙禁止ではないですが、ポイ捨てには罰金が科せられます。
やはり、喫煙率を下げ、完全な分煙を実施するのが国際社会の目指すべき姿として、タイもそれに倣っています。
喫煙の抑止力になるのと、税収も増えるのでタバコ税は増税傾向でタバコ価格が上昇しています。
タバコ1箱がTHB100(約350円)くらいなので日本で買うよりは少し安いですが、タイ人の所得を考えるとかなりの負担です。
そして、たばこの包装にある警告表示ですが、パッケージ面積の85%とする旨が定められています。その割合がデカいということもありますが、何よりもその写真がエグイです。
(画像は http://www.tobaccolabels.ca/countries/thailand/ より)
こんな写真見ながらタバコ吸うのは罪悪感を伴います。
そのうち慣れるんでしょうか、もっとすごい画像じゃないと効かなくなるかもしれませんね。
また、日本からタイにタバコを持ち込む場合に1カートンまでの制限があります。それを超える量を所持しているとこれまた罰金を科せられるのでご注意ください。