タイの基礎知識⑮ タイのお酒とそのルール
タイで一番飲まれているお酒はビールでしょうか。
「SINGHA」「CHANG」「LEO」といったタイ産のビールが人気です。
高温多湿で辛い料理が多いタイでは冷えたビールをグイグイ飲みたくなりますよね。
ちなみにSIGHAはグループ会社が不動産開発等もやっている大企業です。
タイらしいといえば「メコンウィスキー」でしょうか。
ウィスキーと称しながら主原料はタイ米で、日本風に言えば米焼酎となります。
昔は大衆酒として広くタイ人に飲まれていましたが、近年はブランド化されて海外輸出をメインとする結構なお値段のお酒になっています。
タイ風ウィスキーは独特なマイルドな甘みが特徴です。
タイにはお酒を買ったり飲んだりできない時間帯・日がある
タイでは日本のようにいつ何時でもお酒が買える訳ではないので注意が必要です。
お酒を買える時間帯が限られていて
11:00 ~ 14:00
17:00 ~ 24:00
上記以外は売り場にロープが掛かったり、レジに持って行っても販売を断られますし、飲食店でのオーダーもできません。
それでも、買い置きしているお酒を飲む分には問題がないのですが、タイでは禁酒日もあります。
・王室、高僧に関係のある日
・選挙の前日、当日
一日中、店舗、飲食店等でお酒の販売・提供ができなくなり、違反は刑罰の対象となります。
飲食店、バーは休業が多く飲み屋街は閑散とします。
知らずに夜の街に繰り出すと寂しい思いをしますので注意しましょう。