タイの基礎知識⑦ タイではどんなところに住むの? タイ住宅・不動産事情
タイの住まいというとこのようなもの↓を想像する方もいらっしゃると思いますが、
現在ではほんの一部です。
タイの住まいは戸建、コンドミニアム(分譲マンション)、アパート(賃貸アパート・マンション)、タウンハウスといったものがあります。タイに限らず世界中がそうでしょうが。
タイ人の中には経済発展や地価上昇の恩恵を受け、豪邸に住み新築のコンドミニアムを次々に購入していいる人もいますが、もちろんそういった富裕層はごく一部で、バンコク市内ですら20,000THB(約6.8万円)に満たない人が半分くらいで、タイ全土ではほとんどといっていい割合になります。
そういった普通のタイ人向けのアパートだと単身用で月額5,000THB(約1.7万円)くらいのものもあります。もしくは、もう少し広めの物件を友達同士でシェアして住むこともよくあります。
対してバンコク在住の日本人はBTSスクンビット線沿線にある設備とセキュリティのしっかりしたコンドミニアムに住む方が多くいらっしゃります。
駅徒歩数分、商業施設近接、ジム&プール、室内家具付の新築コンドミニアムの1ベッドが月額15,000THB(約5万円)~なので東京で考えると半額くらいでしょうか。
また、経済発展による地価上昇で値上がり益も狙えるということでコンドミニアム購入が人気を集めています。
タイでは外国人の不動産購入に制限があり、土地や土地付きの戸建を購入することはできません。会社を設立して法人名義での購入は可能ですが、法人の過半数以上の株主がタイ人でなければなりません。ただし、コンドミニアムは全体の49%までを外国人が購入することが可能なので、外国人による不動産購入はコンドミニアムということになります。
海外不動産というとどうしても胡散臭いイメージがありますが、近年は三井不動産をはじめ日本のデベロッパーも数多く参入してきていますので、日本人にとってもっと障壁の少ないものになっていくでしょう。